2027年に横浜市で開かれる国際園芸博覧会(GREEN×EXPO)まで3年となった19日、同博覧会協会は公式マスコットを発表した。地球をコンセプトにしたキャラクターで、協会は今後、名前を募集し、PRを進める。
マスコットは、地球に花や緑がちりばめられたようなデザインが特徴。正面中央に描かれたハート形の核は、喜びや悲しみによって表情を変え、自然からのメッセージを代弁するという。最終候補の3作品から、市民が寄せた約1万4千件の意見を踏まえ、選考委員会が最終決定した。
この日は都内で発表会が開かれ、デザインした映像ディレクターの牧野惇さんは「植物や自然の感情が人間にも伝わるようにした」と思いを語った。公式アンバサダーの芦田愛菜さんは「地球の未来を考えるきっかけになれば」と話した。
協会はマスコットの名前を募集する。1人2点までで、文字数制限はないが、平仮名かカタカナが条件。最優秀作品には賞金30万円が贈呈される。4月8日正午まで、応募は特設サイト(https://expo2027yokohama-name.jp/)から。(堅島敢太郎)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル